日向坂46の五期生として加入した大野愛実さん(愛称:まなみん)は、その秀でた容姿や歌唱力、表現力から「逸材」として評される。まなみんが人気になったのはそれらスキルに加えて、加入以前から日向坂46の熱心なファン(おひさま)だったということが挙げられる。一方で、各メディアでもともとおひさまであったことが語られているものの、そのエピソードは断片的に語られるのみであり、まなみんがファンになった経緯の全体像はよく分かっていない。そこで、本記事では、各メディアで明らかになったまなみんがおひさまになった経緯のエピソードを包括的かつ体系的にまとめる。
はじめに
まず、まなみんが日向坂46のファンになったエピソードを整理するにあたり、(1)本人の記憶の曖昧性と(2)媒体による情報の取捨選択の2点に留意する必要がある。
(1)本人の記憶の曖昧性:3〜4年ほど前の出来事であるため、大野さん自身、自分がどのような経緯でファンになったかはっきりと覚えていない可能性がある
(2)媒体による情報の取捨選択:雑誌等の限られた誌面では、編集上の都合により、文脈が簡略化している可能性がある
この2点の理由により、時系列における不整合が起きている箇所があったが、本稿では、これらを「ファン活動の深化に伴う記憶の混同」と捉え、可能な限り論理的な推測を交えて記述することにする。
大野愛実が日向坂46のファンになった経緯
日向坂46との出会い
まなみんが日向坂46と出会った契機は、6歳上の兄の存在にある6。けやき坂46時代からの熱心なファンであった兄7の影響により、リビングでは「日向坂で会いましょう(通称:ひなあい)」が流れていた8。当時の中学生時代のまなみん9は、周囲の視線を過度に意識するあまり、「こう見られるべきである」という自己規定に苦しむジレンマを抱えていた10, 11, 12。この心理的閉塞感に対し、ひなあいでアイドルが全力で大喜利に挑む姿は大きな衝撃を与え13、「可愛らしさと面白さを両立させる彼女たちの姿」が、大野のネガティブな思考を払拭する救済として機能するようになった14。このことがきっかけで、日向坂46や坂道グループに興味を持って、歴史を調べたり、トーク会(ミート&グリート)やライブに行くようになった15。
まなみんが中学3年生のとき、初めて日向坂46のCD「僕なんか」を購入し、かとしのミーグリに参加する16。このミーグリでは、あだ名の命名を依頼したものの、時間切れにより失敗するという経験をしている17。また、ドキュメンタリー映画「希望と絶望」では、かとしが「君しか勝たん」期に精神的に追い込まれていた当時の心境を泣きながら振り返る場面を見て、かとしの苦悩と自身の悩みを共鳴し、心に響く18。
四期生加入とさらなる沼落ち
その後、兄がやっていたユニゾンエアーをまなみん自身もはじめたところ、朝起きてから夜寝るまでプレイするほど傾倒し、ゲームを通して日向坂46をさらに詳しくなった19。特に四期生・竹内希来里さんのティザー映像に強い衝撃を受け20、その透明感に惹かれたことで21ファン活動はさらに加速した22。けやき坂46時代からの苦難を乗り越えて「ハッピーオーラ」を獲得したグループの物語性を、四期生が模索し成長していく姿にも重ね合わせ23, 24、ライブ会場できらりんの生写真を「無限回収(同一種の写真を大量に収集すること)」するほどの熱意を見せるようになった25。
おひさまとして
加入までの期間、一人のファンとして日向坂46の(1)4回目のひな誕祭(横浜スタジアム)、(2)Happy Train Tour 2023(Kアリーナ・神奈川追加公演)、(3)5回目のひな誕祭(横浜スタジアム)、(4)Happy Magical Tour 2024(東京ドーム・東京公演)26に参加していたことを公表している。ライブでは、日向坂46が多くの人々を救っている事実を肌で感じたことが、後のオーディション応募への布石となった。
五期生オーディションへの応募
2024年8月の日向坂46五期生オーディション開催にあたり、日向坂46のことが大好きだったことに加え、自分が誰かの手を引き、元気づけられる存在になりたいという動機から応募を決意した27。当初は芸能活動への関心は希薄であった28が、部活動の友人の後押し29や、日向坂46になってパフォーマンスがしたいという思いから、オーディションに応募することを決断した30。選考期間中は「一人のファンとして応援し続ける方が幸せなのではないか」という葛藤に苛まれた31り、プレッシャーから涙を流したりする場面も多かったが、スタッフからの激励を受け、覚悟を固めた32。現在は「自分らしさ」の模索という課題に直面しつつも33、ファン時代の経験を糧に活動を続けている34, 35。
おわりに
以上が「大野愛実が日向坂46のファンになった経緯まとめ」になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
脚注
脚注なのですが、本来は同じ引用元であれば、同じ番号を付すべきところ、ブログでどのように同じ番号を付せば良いか分からなかったので、同じ引用元であっても別の番号を付しています。
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より ↩︎
- 日向坂で会いましょう #349「まだまだなみもがみちの世界 大野愛実を掘り下げよう!」(2026年2月2日放送)より ↩︎
- 本サイト「【日向坂46】7th「僕なんか」ミーグリ完売表」より ↩︎
- 応募したのが個別ミーグリという仮定による。全握の場合は、2022年6月に応募したことになるが、いずれにせよ、四期生加入の数ヶ月前である。 ↩︎
- 正直に述べると、この辺りの時系列はよく分かっていない。インタビューを素直に受け取ると、ミーグリに行った後に「ひなあい」を見るようになったと考えられるが、他のインタビューを読む限り、「ひなあい」自体はリビングで流れていることが当たり前であったようであったそうですし、「ひなあい」を見ずにミーグリに行くのも不自然に感じるので、本記事では、「ひなあい」を見た上でかとしのミーグリにいったという時系列と解釈し、整理しました。間違いっていたら、ごめんなさい。 ↩︎
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より ↩︎
- BUBKA 2025年12月号(2025年10月31日発売)より ↩︎
- 週刊プレイボーイ 2025年 No.44(2025年10月20日発売)より ↩︎
- 僕なんか(2022年6月発売)のミーグリに参加していたことを考えると、これは中学2年生後半(2021年後半〜2022年前半)の出来事と思われる。 ↩︎
- BUBKA 2025年12月号(2025年10月31日発売)より ↩︎
- MORE Autumn 2025(2025年9月26日発売)より ↩︎
- BRODY 2025年12月号(2025年10月23日発売)より ↩︎
- 週刊プレイボーイ 2025年 No.44(2025年10月20日発売)より ↩︎
- BUBKA 2025年12月号(2025年10月31日発売)より ↩︎
- 週刊プレイボーイ 2025年 No.44(2025年10月20日発売)より ↩︎
- 日向坂で会いましょう #349「まだまだなみもがみちの世界 大野愛実を掘り下げよう!」(2026年2月2日放送)より ↩︎
- このときは失敗に終わったものの、日向坂46加入後、雑誌の撮影でかとしと同じ現場になり、もう一度あだ名をつけてもらう約束をしている。MANTAN WEB 「日向坂46大野愛実:ファンからエースへ 快進撃みせる18歳 「人生何周目?」の声に「めちゃくちゃ1周目です」」より ↩︎
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より ↩︎
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より。朝から晩までゲームをプレイし、SSSランクに到達したというエピソード、そして、その頃に四期生が加入したということから考えると、まなみんが中学3年生の夏休みの出来事であると考えられる。 ↩︎
- Seventeen「スクバに必ず入っているアイテムは?学校で流行っていることは?【日向坂46・大野愛実ちゃんのJKなスクールライフ①】」より ↩︎
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より ↩︎
- bis「五期生・大野愛実が日向坂46を選んだ理由は?「自分をいちばん生かせるグループかなと思った」」より ↩︎
- 週刊ヤングジャンプ 2025年 No.49(2025年11月6日発売)より ↩︎
- ニッポン放送「日向坂46・大野愛実のオールナイトニッポン0(ZERO)」(2026年1月24日放送)より ↩︎
- 日向坂で会いましょう#348「16thシングル「クリフハンガー」ヒットキャンペーン」(2026年1月26日放送)より ↩︎
- 日向坂で会いましょう#348「16thシングル「クリフハンガー」ヒットキャンペーン」(2026年1月26日放送)より。Happy Train Tour 2023(神奈川追加公演)には放送では特に言及されていなかったが、まなみんの撮影したKアリーナの写真が放送されている。また、Happy Magical Tour 2024(東京ドーム公演)も放送では特に言及されていなかったが、東京ドーム公演で撮影されたまなみんの自撮りが放送されている。ただ、このライブは他のライブとは異なり、オーディション期間中に開催されたライブなので、意味合いが異なるかも。 ↩︎
- B.L.T. 2025年6月号(2025年4月28日発売)より ↩︎
- 週刊プレイボーイ 2025年 No.44(2025年10月20日発売)より ↩︎
- 日向坂で会いましょう#348「16thシングル「クリフハンガー」ヒットキャンペーン」(2026年1月26日放送)より ↩︎
- bis「五期生・大野愛実が日向坂46を選んだ理由は?「自分をいちばん生かせるグループかなと思った」」より ↩︎
- B.L.T. 2025年6月号(2025年4月28日発売)より ↩︎
- BRODY 2025年12月号(2025年10月23日発売)より ↩︎
- アップトゥボーイ Vol.354(2025年8月22日発売)より ↩︎
- B.L.T. 2025年10月号(2025年8月28日発売)より ↩︎
- 週刊プレイボーイ 2025年 No.44(2025年10月20日発売)より ↩︎



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