【日向坂46】7th「僕なんか」発売延期へ

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先日、7枚目シングル「僕なんか」の発売延期が決定しました。もともと、5月11日の発売予定でしたが、6月1日の発売になりました。3週間ほど発売が延期されることになります。

メンバーのコロナ感染が原因?

3月30日、31日のドーム公演の前後で、日向坂46のメンバー18人がコロナの感染が判明しました。

このメンバーのコロナ感染により、このシングルの製作が困難になったため、発売を延期したということだそうです。

発売延期は英断(だと思う)

ミーグリ全完売を狙える

今回のこの発売延期は英断だと思います。確かに楽しみが3週間先に伸びてしまったのは少し残念です。しかし、もし予定通り5月11日発売だと、ミーグリが2〜3回しか積むことができなくなってしまいます。前々からこのブログでも述べていますが、このシングルは今の22人体制の最後のシングルになります。残念ながら、渡邉美穂の参加もこのシングルで最後となってしまいます。このシングルでミーグリを全完売させなくて、いつ全完売させるのでしょか。紛れもなく今の体制でミーグリを全完売させられる最後のチャンスなのです。今の22人体制で全完売させたことはこれまでにないですし、このシングルで全完売となれば、それは日向坂46の歴史、ひいてはアイドルの歴史として大きく刻まれるであろう大きな偉業になり得ると思います。6月1日発売なら、来週からミーグリの受付が始まると仮定すれば、ゴールデンウィークを抜いたとしても発売日までに5回積むことができます。5回もあれば、全完売を達成することが十分狙えると思います。

今年も年2枚単位のリリースか

もちろん、発売延期には大きなデメリットをはらんでいます。大きなデメリットの1つとして、年2枚単位のリリースとなってしまう点にあります。5月11日リリースであれば、年内までにギリギリあと2枚程度出せる位のペースでしたが、これが6月発売となると年内にあと1枚しか出せないペースとなってしまいます。みなさん、ご存知かと思いますが、コロナウイルス前までは年3枚単位で毎年シングルをリリースしていました。しかし、これがコロナ禍以降、年2枚のリリースとなり、頻度を落としてしまいました。これはプロモーションやセールスとしては大きな痛手を被っていると言わざるを得ません。年2枚では年3枚出していた頃に比べて売上を落としているのは明白ですし、音楽番組等でパフォーマンスを披露できる機会を失うことにつながります。特に、年末の大型特番番組ではその1年にリリースされた楽曲の中から披露する楽曲を決めるパターンが多いですから、そういった意味でも選択肢が少なくなってしまいます。

加えて、表現の幅が狭くなってしまいます。換言すれば、年2枚のシングルでは、攻めたシングルをリリースできず、どのシングルも置きにいった安パイなシングルしか出せなくなってしまうということです。年3枚だせばそのうち1枚くらいは少し攻めたシングルをリリースできるのですが、2枚にしてしまうと、攻めたシングルを出せなくなってしまいます。渡邉美穂がフロント・センターを経験できずに卒業をしていってしまった原因の一因にこの年2枚のシングル頻度にあったと思います。2019年のペースを維持できていれば、渡邉美穂のフロント・センターを見ることができたかもしれないと思うと、胸が痛みます。

また、良曲やヒット曲をもらえるチャンスが少なくなってしまいます。特に秋元手法は、数打ってなんぼの世界ですから、リリースの頻度が減ってしまうのはデメリット以外の何者でもないのです。とにかくシングルは多く出せば出すほどいいというのが私の考えです。以下に昨年のシングルリリース頻度を示します。乃木坂46に比べて櫻坂46・日向坂46のリリースが少ないことが一目でわかるでしょう。

グループ名頻度
乃木坂46シングル3枚・アルバム1枚
櫻坂46シングル2枚
日向坂46シングル2枚
2021年・シングルリリース頻度表

このリリースの頻度の低さが種花運営に対しての唯一の不満といっても差し支えないです。これだけはなんとか解消してほしいです。やはり、東京ドームまでにもう1枚シングルを出すべきだったのではと思ってしまいます。運営さん、お願いですから、年3枚リリースしてください。

乃木坂批判?

この発売延期に、乃木坂46は発売延期しなかったのに、日向坂46は発売延期するんだというボヤきが一部ファンの間でなされていました。これは一見すると乃木坂46も発売延期するべき状況にあったのに、なぜ乃木坂46は発売延期しなかったのかという運営に対する批判にも聞こえますが、これは全く的外れの批判といえると思います。状況が日向坂46と乃木坂46の場合でまるで違います。

乃木坂46の場合は、レコーディングやMVが全て終わった段階で炎上しました。つまり、炎上した段階ですでにCD・DVDをプレスした可能性が高いです。加えて、ミーグリの受付がすでに始まっていたので、もう後には引けない状況でした。また、ちょっとやそっとの発売延期による売り上げ枚数の増加は全く見込めません。もし発売延期するとなれば、数ヶ月単位の発売延期が必要になります。このようにリスクに対するリターンがかなり低いことからもわかるように予定通りの発売は妥当であると思います。

一方で日向坂46の場合は、発売1ヶ月前ということもあり、CDのプレスもまだでしょうし、ミーグリの受付もまだ始まっていません。乃木坂46の状況に比べれば、日向坂46の状況はまだ延期が容易であると考えられます。しかし、それでも発売延期の決断は大変だったと思います。関係者の皆様には頭が上がりません。

まとめ

発売延期が決定しましたが、これを機会に言いたいことをかなり書いたつもりです。とにかく、

  • ミーグリ全完売を目指そう!
  • 年3枚のリリース頻度にしてほしい!

ということです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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