日向坂46におけるアンダーメンバーやアンダー制度について解説します。
アンダーメンバー一覧
日向坂46など坂道グループにおいては、所属しているメンバーが多いので、メンバー全員が表題曲に参加することができません。そのため、表題楽曲に参加するメンバーを選抜する選抜制度という制度を採用しています。選抜でないメンバーは、アイドル業界一般にはアンダーと呼ばれています。
以下が日向坂46の12thシングルにおけるアンダーメンバーの一覧になります。
なお、表題曲に参加するメンバーを選抜メンバーといい、12thシングル選抜メンバーは次の通りとなっています。
加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、東村芽依、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、松田好花、上村ひなの、髙橋未来虹、小西夏菜実、正源司陽子、藤嶌果歩
なお、この選抜メンバー、アンダーメンバーはシングル毎によって入れ替わるため、皆様が見てくださっている時点では、異なったメンバーとなっている可能性があります。
ひなた坂46について
日向坂46においては、選抜に入らないメンバーであるアンダーメンバーのグループのことを「ひなた坂46(ひらがなひなた)」と呼んでいます。なお、他の坂道グループではアンダーメンバーのことを次のように呼んでいます。
乃木坂46のアンダーグループの名称はそのまま「アンダー」です。一方で、櫻坂46のアンダーグループの名称は「BACKS」(バックス)と呼ばれています。
ひなた坂46の意味
日向坂46は2019年に改名し、単独デビューをしたグループです。一方で、2019年に改名するまでは「けやき坂46(ひらがなけやき)」という名称で欅坂46の妹分グループとして活動を行っていました。けやき坂46は、欅坂46の姉妹グループでありつつも、欅坂46とはメンバーの入れ替わりがなく、ある意味では単独でのグループ活動を行っていました。しかしながら、一方で、けやき坂46の楽曲は欅坂46のカップリング曲として収録され、歌番組でけやき坂46の曲を披露する機会も欅坂46と比較すると格段に少なかったため、実態として、欅坂46のアンダーグループとして活動していると見方をされることもありました。このようなけやき坂46の活動と日向坂46のアンダーグループとの意味の重なりから、日向坂46のアンダーグループは「ひなた坂46(ひらがなひなた)」と名付けられたものと考えられます。
なお、ひなた坂46もけやき坂46も通称「ひらがな」と表現されることがあります。そのため、「ひらがな」と表現された場合、それがけやき坂46のことを指しているのか、ひなた坂46のことを指しているのかはそのときの文脈や状況によって判断する必要があります。
ひなた坂46の歴史
ひなた坂46の歴史を簡単にまとめると次のようになります。
日向坂46はデビュー後しばらくは全員選抜制度という制度を取っていました。全員選抜制度とは、アンダーグループを作らず、メンバー全員が表題曲に参加するというもので、当時は選抜制にするほどの人数もいなかったので、しばらくこの制度が続いていました。
転機となったのは、デビューから約3年後の2022年です。2022年、日向坂46に12人の4期生が入ってきました。日向坂46のメンバーは約30名と人数も増え、少々全員選抜を続けるには難しいメンバーの人数となりました。その後、2024年2月に4期生の表題曲参加とともに、選抜制度を導入することが発表されました。2024年4月の「5回目のひな誕祭」にてアンダーグループの名称「ひなた坂46」が発表され、5月に選抜制度をとった初のシングル「君はハニーデュー」を発売し、以後、選抜制度が続いています。
12thシングルアンダーメンバー
太字がアンダー楽曲センター。12thシングルのアンダー曲は「君を覚えてない」です。
高瀬愛奈、濱岸ひより、森本茉莉、山口陽世、石塚瑶季、清水理央、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈
選抜制度の場合、選抜メンバーは人気順で決まることが多いため、ひなた坂46のメンバーは比較的人気下位の方のメンバー中心になりがちになってしまいます。特に4期生の場合は、すでに人気の高い1期生や2期生に割って入って人気を獲得する必要があります。実際、アンダーメンバーは4期生が多く、この状況をどのように打開するかが今後の課題と言えるかもしれません。
おわりに
以上が、アンダーメンバー一覧でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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