日向坂46も時の流れとともに多くのメンバーが卒業していきました。メンバーの卒業とともに卒業ソングが作られることもあり、その卒業ソングをこちらでまとめていきたいと思います。
卒業ソングまとめ
下記表が日向坂46の卒業ソングをまとめたものとなります。広く日向坂46のファンの間で卒業ソングと言われているものをまとめました。
日向坂46の卒業ソングは意外と少なく、上記の4曲だけです。なお、これまで日向坂46には他の坂道グループのようにメンバーソロの卒業曲が作成された実績がなく、上記4曲は全体曲(期別曲)になります。
飛行機雲ができる理由(渡邉美穂)
「飛行機雲ができる理由」は2022年6月に発売された7thシングル「僕なんか」に収録された共通カップリング曲です。この楽曲は渡邉美穂の実質的な卒業ソングとされており、渡邉美穂の卒業セレモニーでも、本編の最終楽曲として披露されました。この楽曲のセンターは小坂菜緒ですが、MVは渡邉美穂の卒業ソングと意識できるような作りとなっており、ファンの間ではこの楽曲は渡邉美穂の卒業ソングと広く認識されています。
MVは陽だまり寮を舞台に進行していきます。陽だまり寮で仲良く過ごしていた彼女たちでしたが、陽だまり寮の改装工事を取り壊しを受け、そこで最後にホームパーティーが行われるまでの様子が描かれています。「陽だまり」といえば、渡邉美穂の1st写真集のタイトルであり、青白い空は渡邉美穂のサイリウムカラーである「パステルブルー」と「ホワイト」を連想させます。このことが、飛行機雲ができる理由が渡邉美穂の卒業ソングと言われる所以です。
友よ 一番星だ(影山優佳)
「友よ 一番星だ」は2023年4月に発売された9thシングル「One choice」に収録されたカップリング曲です。このシングルをもって卒業した影山優佳がセンターを務めています。影山優佳の卒業セレモニーでも最終楽曲として披露されました。
影山優佳はサッカーに造詣が深いということで、MVもサッカースタジアムで撮られており、影山優佳が感じられるMVになっています。
最初の白夜(潮紗理菜)
最初の白夜は2023年11月に発売された2ndアルバム「脈打つ感情」に収録された1期生曲です。このアルバムをもって卒業する潮紗理菜がセンターを務めています。潮紗理菜の甘美な歌声が涙を誘います。アルバムのカップリング曲としてリリースされたため、MVがないのが残念です。
僕に続け(齊藤京子)
「僕に続け」は11thシングル「君はハニーデュー」に収録されている楽曲で、2024年4月で卒業した齊藤京子の卒業ソングとなっています。MVは齊藤京子とグループのこれまでの軌跡を描いており、齊藤京子の卒業コンサートを開催した4月5日に合わせて、4:05に日向坂46のメンバーがいなくなり、齊藤京子が旅立っています。感動的なMVです。
おまけ
卒業ソングとは少し異なりますが、一部ファンの間では卒業を歌っている(あてがきの楽曲)ではないかとされている曲があります。それは「やさしさが邪魔をする」です。
やさしさが邪魔をする
やさしさが邪魔をするは2019年7月に発売された「ドレミソラシド」のカップリング曲です。このやさしさが邪魔をするは柿崎芽実へのあてがきの楽曲ではないかと言われています。やさしさが邪魔をするの歌唱メンバーは加藤史帆・渡邉美穂・上村ひなの(通称:リスペクトスリー)ですが、歌詞の内容が卒業とリンクするのです。この楽曲は別れと相手のことを考えて送りだす主人公の心情も描かれているため、このように言われています。
君のため何ができるだろう
もう一曲「君のため何ができるだろう」という曲について紹介させてください。この曲は誰かにあてられて書かれた曲ではないのですが、たびたび卒業セレモニー(卒業コンサート)で歌われることのある曲です。過去に、渡邉美穂卒業セレモニー、宮田愛萌卒業セレモニーで歌われました。この歌詞の内容が卒業メンバーに向けて歌うのにあまりにも適しているので、卒業に際して歌われることが多いです。また、この曲は2期・3期生曲のため、2期生が卒業する際に、歌われています。現在は、渡邉美穂と宮田愛萌の卒業に際して歌われていますが、今後も、2期生の卒業の際には歌われ続けることとなるのでしょうか。
ちなみに、この曲のタイトル「君のため何ができるだろう」であり、「君のため”に”何ができるだろう」ではないことに注意してください。よく間違われます。
まとめ
以上が日向坂46の卒業ソングとなります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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