6th「ってか」から見える日向坂46の課題

日向坂46

東京ドーム公演に加え、7thの発売などが噂されています。7thの発売の前に、6th「ってか」期について振り返っていきたいと思います。

発売されるまで

まずは6枚目シングルが発売されるまでを振り返りたい。

フォーメーション発表

2021年8月30日の「日向坂で会いましょう」にて、シングルの発売とフォーメーションの発表が同時に行われた。乃木坂46の運営は、まずシングルの発売が決定したことを発表したのちに、選抜の発表を行うことが多いけれど、種花運営(櫻坂46と日向坂46の運営)は、シングルの発売と選抜/フォーメーションの発表が同時に行われることが多い。個人的にはシングルとフォーメーションの発表が同時に行われるスタイルはあまり好きではない。なぜならば、フォーメーションを予想する楽しみが消えるからである。シングルの発表とフォーメーションの発表が同時の場合は、フォーメーション予想に加え、メンバーの動向などから、シングルの発売も予測しなければならない。つまり、シングルが本当に発売されるか分からないので、フォーメーション予想にも本腰が入らないし、大して盛り上がらない。フォーメーション予想はある意味ファンの願望/想いが強く現れるシーンであり、自分が予想するのはもちろん、他人の予想を見て楽しむのもまた一興なのである。日向坂46のいちファンとしての意見にはなりますが、7枚目シングルは、5枚目シングルのときのように、シングルの発売決定後にフォーメーション発表という形にしてほしいと願っています。

タイトル発表&MV公開

9月14日の日向坂46公式YouTubeチャンネルの生配信にて、タイトルが発表され、配信終業後にMVが公開された。これがゴタゴタで、運営が設定したハッシュタグがTwitterの機能的にトレンド入りしないハッシュタグだったため、急遽変更になったり、メンバーがMVを見るだけのナンダコレ状態の時間があったり、もうめちゃくちゃだった。

まず、タイトルについて。タイトルについては、匂わせがあったので、大体は予想されていた通りであった。しかし、その衝撃なタイトルはファンを震撼させ、前作のタイトルの件もあったので、曲の解禁前であったのにも関わらず、秋元康を叩く声が多かった印象がある。

これは個人的な意見になるのだが、タイトルはシングルの発売と同時に発表するのが妥当であろうと思う。近年、音楽指標はオリコンではなくビルボードが重要視されつつある。オリコンはCDの売上のみによって決められる指標であるため、握手券をつけてCDを売る秋元商法が問題視されたのだろう。一方でビルボードはCDの売上の他に、ストリーミングによるダウンロードやYouTubeの再生数などが加味され、総合的に評価されるため、アイドルのごまかしが効かなくなり、本当に人気があり、世間で話題になっている曲が評価される仕組みになっている。ビルボードHot100ではツイート数という評価指標があるのだが、タイトルが発表されていないと、ファンが盛り上げることができず、チャンスを逃してしまうことになる。また、場合によってはツイート数が総合に登場することもあるので、タイトルが発表されないというのは非常にもったいないことをしている。何より、タイトルが発表されないと、シングルが発売される実感が湧かず、捉えどころのないものになってしまいます。そういった意味では、櫻坂46のシングル発売と同時にタイトルを公開するやり方は非常に合理的であるように感じます。

次にMVと曲について。前作に続き、今回もMVと曲が同時公開であった。曲を公開するパターンは2通りあり、まず、曲をラジオで解禁し、その後にMVを公開するパターン。次に、今回のように曲とMVを同時に公開するパターン。どちらも一長一短であり、どちらが良いとははっきり言えない。一応、私が考えるそれぞれのメリットを述べておく。どちらが良いと思うかはあなた次第。

曲をラジオで解禁し、その後にMVを公開するパターンのメリット

  • 視覚からのノイズが入ってこないため、曲を聴くことに集中できる
  • どんなMVになるのか、想像することができる

一方で、同時解禁の場合は次のようなメリットがある。

曲とMVを同時に公開するパターンのメリット

  • ラジオ音源の無断転載が行われない
  • 曲が公開されていないため、初動の再生数が伸びやすい

曲およびMVの内容であるが、曲・MV共に完成度が非常に高かった。タイトルにおける悪評を曲とMVが吹き飛ばした。曲・MVの内容により、ファンは安堵したわけだが、最後にもう一度落胆させられるとはこのときは思いもしなかったであろう。



発売されてから

次に発売されて以降を振り返りたい。

YouTubeにおける再生数

YouTubeにおける再生数は、直近発売された坂道3グループの中で最も勢いがあった。参考までに坂道MVの再生数の分析を行なっているアレチボルトさんのツイートを引用しておく。

坂道3グループの中では最も勢いよく再生されていることがわかります。日向坂46の過去のシングルで比較すると、前作の「君しか勝たん」とほぼ同じ軌道を描いています。

初週売上

続いて初週売上について。初週売上は次のようになった。

シングル名初週売上
乃木坂4628th「君に叱られた」65.8万枚
櫻坂463rd「流れ弾」40.7万枚
日向坂466th「ってか」43.2万枚

売上は乃木坂46よりも圧倒的に少ない。再生数と売上は比例しないとおかしい。再生数においては日向坂46が強いのに、売上では弱い。先ほども述べたように、曲・MVともに申し分ない。では、なぜ、このような事態になったのか。考えられる原因は次である。

  • 人数が乃木坂46に比べて少ないため、ミーグリで売上を伸ばせなかった

乃木坂46と比べて日向坂46に属しているメンバーは少ない。そのため、ミーグリで捌くことのできる握手券の数も少なくなり、CDの売上が少なくなるということである。要因の一つとしてはあるだろう。ただ、これが要因の一つならば、不可解なことがある。それは、2日目以降の売上が伸びていないことである。ミーグリによるCDは1日目の売上にカウントされるため、2日目以降は、ミーグリ分を除いたCDの売上枚数になる。もし、ミーグリ分によるだけの差なら、2日目以降の売上は伸びるはず。しかし、2日目以降の売上も伸びなかった。つまり、ミーグリ分の差によるものだけではないということである。そこで、考えられる原因は次である。

  • 無銭オタの割合が増加した

お金を使わないライト層のオタク、つまり無銭オタの割合が増加したということである。日向坂46はバライティ番組の進出が著しく、そこでファンになった人は、バライティで日向坂46を見ることができればOKと考えている人も多いことだろう。これはこれからの日向坂46の課題である。なぜならば、運営的には、ファンの割合が増えてもお金を使ってくれるファンが増えなければ、利益にならないからである。これからは無銭オタにどうやってお金を使ってもらうかを考えるのが日向坂46のこれからの課題となるだろう。

乃木坂46は歴史が深いので、当時、学生だった人が社会人になり、経済的な余裕が出てきているというのもあるのかもしれない。

みなさん、ちゃんと買いましょう。

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